豊田市ボードゲームファン

自分の所有するボードゲームのルール確認用でもあり、同時にボードゲームの面白さや魅力を発信することを目的としたブログです。

『あやつり人形クラシック』のインスト

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ゲームの概要

ドイツ2000年 ゲーム大賞 最終候補

プレイ人数:2~7人
 対象年齢:10歳以上
プレイ時間:10分 × 人数
   作者:ブルーノ・フェイドゥッティ

 

通常版とクラシック版の違い

基本役職8つのみで、「女王」などの拡張カード類は入っていません。

またコマなどの内容物も、コインが厚紙製で、王冠コマがカードになっています。

サイズが小さい分、持ち運びには便利。

大人数で遊ぶと、コイン枚数が足りなくなる…。

 

どんなゲーム?

8人の異なる能力を持ったキャラクターを毎ラウンド選択し、お金を稼いだり、人の行動を妨害したりしながら自分の街に建築物を建てていき、最終的に価値のより高い建築物を建て、勝利点を集めたプレイヤーが勝利者。

 

毎ラウンド選択するキャラクターは他プレイヤーには秘密裏に行い、公開されている金貨の枚数や建築カードの枚数などを頼りにお互いのキャラクターを読み合い、妨害したり、防いだりしながら目標である建築物7つ(より高い価値のある建物)を建てる。

読みが成功、相手の裏をかけると嬉しい、大人の正体隠匿、心理ゲームです。 

 

 

設定・世界観

ライバルの陰謀渦巻く中、至高の王都を建設せよ!

その王国はいま、建築の専門家を求めています。
あなたがたプレイヤーはその選抜試験に応募している建築士として、誰よりも華々しい都市を建設してライバルたちを出し抜き、その地位を獲得しなければなりません。

あなたはライバルの足を引っ張るために盗賊団を雇いますか?
それとも助手を雇って何種類もの図面を作り上げて中から最高のものを選ぼうとしますか?司教を頼りますか?


あなたが行う選択のすべてが勝利への道へとつながっています。

(パッケージから引用)

 

プレイヤーたちは王国の次期「マスター・ビルダー(主任建築士)」の座をめぐって競争します。
そしてその座を射止めるため、それぞれ都市建築に挑戦し、自分のウデを認めてもらわなければなりません。

ゲームは「ラウンド」と呼ばれる手順を繰り返し実行することで進みます。
各ラウンドにおいて、プレイヤーはそれぞれキャラクターカードを1枚選び、その特殊能力を使用します。
そして建設コストを支払って手札にある建物カードを自分の都市に建設してゆきます。

ゲーム終了時、自分の都市に建設した各建物カードのコストがそのままプレイヤーの勝利点となります。

 

あるプレイヤーが7つの建物を自分の都市に建設したラウンドの終了時にゲームが終わります。

ゲーム終了後、プレイヤーごとに得点計算を行い、もっとも多くの勝利点を獲得したプレイヤーがマスター・ビルダーの称号を得て、ゲームの勝者となります。

(マニュアルから引用)

 

ゲームの内容物

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  • キャラクターカード … 8枚
  • 王冠カード … 1枚
  • 早見表カード … 7枚
  • 建物カード … 68枚
  • 金貨トークン … 25枚
 
カードサイズ
56mm × 88mm 
 

ゲームの目的、勝利条件

毎ラウンドごとに様々な特殊能力を持った8人のキャラクターから1人を選択する。

(他プレイヤーの金貨を盗んだり、建物を破壊したり)

 

決められたキャラクターの順番から手番を行っていく。

他プレイヤーを邪魔しつつ、自分は邪魔されないように。

 

誰かが都市を完成させた(建物7つ建てた)時点でゲーム終了。

ゲーム終了時に建物のコストがそのまま建物の価値となり、その他の要因の勝利点との合計点が最も高いプレイヤーが勝利者。

 

準備・セッティング

  1. 建物カードをシャッフルし、各プレイヤーに初期手札として4枚ずつ伏せて配る。

  2. 残った建物カードの束を伏せ、山札としてテーブルの中央に配置する。

  3. 山札の脇に金貨をまとめておく。(銀行)
    金貨の単位は「ゴールド」。金貨1枚が1ゴールド。

  4. 各プレイヤーは銀行から2ゴールド(2枚)の金貨を受け取る。

  5. 一番年上のプレイヤーが王冠カードを受け取って自分の前に配置する。

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 公開情報

各プレイヤーの保有する金貨の枚数と、手札の枚数は公開情報であり、他プレイヤーから隠してはいけない。
 
保有できる金貨の枚数や手札の枚数に上限はない。
もし銀行の金貨が尽きてしまったら、他のもので代用してゲームを続行する。
 

ゲームの流れ

以下に説明するルールは、4~7人用ルールです
2~3人で遊ぶ場合は、このルールを読んだ後、後述の「2~3人ゲーム用ルール」も参照してください。

 

ラウンドの流れ

  1. キャラクター選択フェイズ
  2. 手番フェイズ

の順番に行っていく。

 

「1.キャラクター選択フェイズ」は王冠カードを持つ「親」から時計回りに行っていくが、「2.手番フェイズ」は決められたキャラクターごとの順番に行っていく

 

【キャラクター選択フェイズ】

プレイヤー間でキャラクターカードの束を順に回して、その中からそのラウンドに担当するキャラクターカードを1枚ずつ選んで受け取る。
それぞれのキャラクターは特殊能力をもっており、その能力を利用して、たとえば他のプレイヤーが保有する金貨を盗んだり、建物カードを破壊することができたりします。

 

キャラクターごとの特殊能力の詳細

 

1)暗殺者

他のキャラクターを指名し、そのキャラクターを暗殺することができる。
指名されたキャラクターはこのラウンドの最後まで公開しない


暗殺されたキャラクターを担当しているプレイヤーは、親に自分のキャラクターが読み上げられたとき、黙っていなければならず、キャラクターを公開してはいけません
そのラウンド中、そのプレイヤーの手番は飛ばされ、手番は回りません。


プレイヤーを指名することはできない。以降のキャラクター詳細説明でも指名できるのがキャラクターなのかプレイヤーなのか、注意して確認してください)

 

2)盗賊

他のキャラクターを指名し、そのキャラクターに対して強盗を働くことができる。

親が強盗の対象として指名されているキャラクターのプレイヤーが明らかになったとき、《盗賊》は対象のプレイヤーの保有する金貨を全て奪い取る。

ただし、《盗賊》は、すでに手番を終えている《暗殺者》や、すでに暗殺の対象になって死んでいるキャラクターを指名することはできない

強盗を受けたプレイヤーは、金貨を奪われたのちに収入を得る。

 

3)奇術師

自分の手番中いつでも、次のどちらかを1回だけ選んで実行することができる。

  • プレイヤーを1人指名して、そのプレイヤーと手札を丸ごと交換する
    もし《奇術師》プレイヤーの手札が1枚もないときは、相手から手札全部を一方的に奪うことがでる。

  • 手札を望むだけ山札の一番下に伏せて戻し、山札の上から同じ枚数を引いて手札に加える。

 

4)王様(親)

自分の都市にある建物カードのうち、貴族関係(黄)の建物カード1枚につき1ゴールドを受け取ることができる。

《王様》プレイヤーは、手番中の任意のタイミングで王冠カードを受け取り、自分の前に移し、ただちに新しい「親」になる。

親になったので、その時点からキャラクターの読み上げを行う。
(次の誰かが《王様〉になるまで)。

親は次のラウンドのキャラクター選択フェイズにおいて、一番最初にキャラクターを選ぶ権利を獲得する。


もし、《王様》が暗殺されている場合、通常どおりその手番は飛ばされ、他のキャラクターの手番に移る。

その場合、ラウンド終了時に、《王様》のカードを公開して王冠カードを受け取る

 

5)司教

自分の都市にある建物カードのうち、宗教関係(青)の建物カード1枚につき1ゴールドを受け取ることができる。

建物を破壊することが出来る《将軍》は《司教》プレイヤーの建物は破壊することが出来ない。

ただし、《司教》が暗殺されている場合には、《将軍》は《司教》プレイヤーの建物カードに対して特殊能力を使用することができる。

 

6)商人

自分の都市にある建物カードのうち、商業関係(緑)の建物カード1枚につき1ゴールドを受け取ることができる。

《商人》プレイヤーは、それに加えて追加で1ゴールドを銀行から受け取ることができる。この特殊能力は、この手番中に収入としてどの資源を獲得したかにかかわらず使用することができる。

 

7)建築家

山札の上から追加で2枚の建物カードを引いて手札に加えることができる。

この特殊能力は、手番中に収入としてどの資源を得たかにかかわらず使用することができる。

《建築家)プレイヤーは、手番中に3枚までの建物カードを建設することができる。

 

8)将軍

自分の都市にある建物カードのうち、軍事関係(赤)の建物カード1枚につき1ゴールドを受け取ることができる。

《将軍》は、建設済みの任意の建物カード1枚を選んで破壊することができる。

ただし、そのためには、対象の建物の建設コストより1ゴールド少ない額を銀行に支払わなければならない


例:建設コストが1ゴールドの建物は無料で破壊することができる。建設コストが2ゴールドの建物カードは1ゴールドで、3ゴールドの建物カードは2ゴールドで破壊できる。


なお、《将軍》の特殊能力により、完成した都市(7枚または8枚に達して勝利条件を満たした都市)の建物を破壊することはできない

《将軍)は自分が保有する建物カードを破壊することもできる。

破壊された建物カードは伏せて山札の一番下に戻す。

 

キャラクター選択フェイズ 

王冠カードを持っているプレイヤーを親となって、以下の手順を行う。

  1. キャラクターカード8枚をシャッフルする。

  2. 8枚の中からランダムに何枚かを選んで山札の脇に公開して捨てる

    <重要>

    《王様》が公開して捨てられた場合には、ただちにもう1枚引き直し、引き直したキャラクターを《王様》の代わりに公開して捨て、《王様》はキャラクターの束に戻して、再びシャッフルしてください

  3. さらにもう1枚をランダムに選び、 それを山札の脇に伏せて捨てる
    伏せて捨てるカードは、誰もそのキャラクターを確認してはいけない。

公開して捨てるカードの枚数は、プレイヤーの人数によって変化します。下の表のとおり枚数を調整してください。
テーブル中央に捨てられたカードは、このラウンド中には使用しません。

使用するキャラクターカード枚数早見表

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続いて… 

  1. 親プレイヤーは残りのキャラクターカードの束を1番に確認する
    どれを選んだか他プレイヤーにわからないように、このラウンド中にプレイするキャラクターとして1枚を選んで手元に残します。

  2. 残りのカードの束を左隣のプレイヤーにまとめて渡す。

  3. カードを受け取ったプレイヤーも同様に1枚を選んで手元に残し、残りのカードをさらに左隣のプレイヤーに渡す。

  4. 全員がキャラクターカードを1枚ずつ選んで受け取るまで同様の手順を続ける。

  5. 最後のプレイヤーが選び終わった後、残った1枚のカードを山札の脇に伏せて捨てる

 

7人ゲームの特別ルール

6番目のプレイヤーが最後の1枚のキャラクターカードを7番目のプレイヤーに渡した後、7番目のプレイヤーは山札脇に伏せて捨てられているカードを一緒に確認する。
2枚のカードのうち、プレイしたい方1枚を手元に残して、もう片方を伏せて捨てる

 

手番フェイズ

各プレイヤーが順番に手番を実行する「手番フェイズ」に移ります。
「収入」を得たり、新しい建物を「自分の都市」に建設したりします。

各ラウンドとも、王冠カードを持つプレイヤーが「親」となり、ゲームの手順が正しく行われているかの確認と、次の手番プレイヤーを確定させるための「キャラクターの読み上げ」を行います。

 

  • キャラクター選択フェイズとは異なり、手番フェイズは時計回りに行動しない。

  • 各プレイヤーが担当するキャラクターカードの順位(カード左上に数字で記載)の数値が小さい順で手番を実行していく。

 

親プレイヤーが「1:《暗殺者》」から順に、キャラクター名を読み上げる。

読み上げられたキャラクターを担当するプレイヤーは、ただちにキャラクターカードをめくって公開し、手番を実行する。

 

キャラクターを読み上げる順番

  1. 暗殺者
  2. 盗賊
  3. 奇術師
  4. 王様
  5. 司教
  6. 商人
  7. 建築家
  8. 将軍

 

読み上げられたプレイヤーの手番に行うこと 

プレイヤーは手番の最初にどちらかの収入を得なければいけない

  • 銀行から2ゴールドを受け取る

  • 山札の上から2枚カードを引いて、そのうち1枚を選んで手札に加える
    選ばなかった方の建物カードは山札の一番下に伏せて戻す。

  • 手番プレイヤーは、収入を得た後、建物カードを1枚建設することができる。
    (建設しなくても良い)

  • 建設をするには、手札から建物カードを1枚選んで公開し、そのカードに記された建設コストの分、保有する金貨を銀行に支払う

 

特に指示された場合を除き、一手番中に建設できる建物カードは1枚だけ。
(7:建築家は一手番中に3枚まで建てられる)

建設した建物は自分の前に公開し、ずっと残しておく。

 

注意

原則1人のプレイヤーが同じ名称の建物カードを2枚以上建設することはできない

 

  • 手番プレイヤーが手番を実行し終わったか、あるいは、親の読み上げに対して、誰も応えなかったとき(読み上げられたキャラクターを担当するプレイヤーが存在しない場合)は、親は続けて次の順位とそのキャラクター名を読み上げる。

  • この手順を全ての順位のキャラクターが読み上げられるまで続ける。

  • 全順位が読み上げられ、全プレイヤーが手番を実行し終わったら、次のラウンドに移行する。

  • 次ラウンドもキャラクター選択フェイズから始める。

 

キャラクターの特殊能力

  • 手番中、自分が選んだキャラクターのもつ特殊能力を1回だけ使用することができる。

  • 使用タイミングが明記されていない特殊能力は、自分の手番中に収入を得た後であれば、どのタイミングでも使用することができる。

  • 特殊能力の中には、自分の保有する建物カードから資源を得るものもあり、そうした能力は金貨か建物カードどちらかの資源を得ることができる。

  • 具体的には各カードに記載されている。

  • こうした特殊能力をもつキャラクターカードは、目印としてカード左上の順位の数字が記されたアイコンの色が、関連する建物タイプの色と同じ色になっている。

 

キャラクターごとの能力で、「他のキャラクターを指名」する場合、直ちに指名されたキャラクターを公開するのではなく、親から読み上げられたタイミングで公開する。

たとえなば、暗殺者に指名されたキャラクターはラウンドの最後まで公開せず、ラウンドの最後に公開する。

 

キャラクターの特殊能力発動のタイミング

  • キャラクターカードに記載されている特殊能力を使用するかどうかはプレイヤーの任意。(「しなければならない」あるいは「できない」と記されている場合を除き)

  • 特殊能力の使用は、明記されたタイミングで、1手番中に1回しか使用することができない

  • 使用タイミングが明記されていない場合は、 収入を得た後なら手番中いつでもその特殊能力を使用することができる。

  • これは、 自分の都市の建物から資源を得る能力も含む

 

例えば、《司教》のキャラクターを選んでいる場合
(《司教》は宗教関係の建物を保有している場合、金貨を追加で得る)

建物の建設前に《司教》の特殊能力を利用し、金貨を得た後に建物の建設に回すこともできるし、逆に宗教関係の建物を建設した後で《司教》の特殊能力を使用することもできる。

 

建物カード

  • 建物カードは5種類に分かれており、種類は、色とアイコンで示されている。

  • 建物カードの種類は、キャラクターの特殊能力や効果と関連しているほか、ゲーム終了時の得点にも影響することがある。

  • 特殊な建物カードは、なんらかの効果をもっており、効果はカードに記載されている。

  • 効果には様々なものがあり、たとえば特定のタイプの資源を通常より多く獲得することができたり、ゲーム終了時に追加の勝利点をもたらしたりする。

  • こうした建物カードの効果は、「できない」「しなければならない」の記述がない限り、適用するかどうかはプレイヤーの任意。

 

ゲームの終了

いずれかのプレイヤーが7番目の建物カードを建設したら、そのラウンドの終了時に、ゲームは終了する
実際にゲームが終わるまでに8枚以上建物を建設することもできる


ゲームが終了時、各プレイヤーは自分の獲得した勝利点を集計する。

  • 自分が建設した建物カードそれぞれの建設コストの合計に等しい勝利点を得る。

  • 5種類すべての建物カードを建設したプレイヤーは、3点のボーナス勝利点を得る。

  • 7枚目の建物カードを最初に完成させたプレイヤーは、4点のボーナス勝利点を得る。

  • 2番目以降に7枚目の建物カードを完成させたプレイヤーは、2点のボーナス勝利点を得る。

  • ゲーム終了時にプレイヤーに勝利点をもたらす特殊な建物カード(紫)からの勝利点を加える。

 

勝利者

プレイヤーごとに上記の勝利点をすべて集計し、最も合計得点の高いプレイヤーが勝者。

首位のプレイヤーが同点で複数いる場合、最終ラウンドにより高い順位キャラクターを担当していたプレイヤーが勝利者。(王様と将軍だったら将軍が勝利)

 

2~3人ゲーム用ルール

  • 2人~3人で遊ぶ場合、各プレイヤーはキャラクター選択フェイズごとに2枚のキャラクターカードを選んで手元に残し、担当する。

  • したがって、プレイヤーは各ラウンド2回(各キャラごとに1回ずつ)の手番を行うことになる。

  • それ以外の点では、ゲームは通常どおり進める。

 

  • 各プレイヤーは各ラウンドに2キャラクターを担当し、キャラクターごとに手番を行うが、2人分のプレイを行うわけではなく、1プレイヤーとしてゲームに参加する
  • よって、保有する金貨や手札はプレイヤーごとにそれぞれひとまとめにしておく。

 

  • ただし各手番は独立したものであり、それぞれのキャラクターカードの能力はそのキャラクターが読み上げられた手番の間だけ適用される。

たとえば、《建築家》と《将軍》のキャラクターを手元においているプレイヤーの場合、《建築家》の手番中に手に入れた建物カードを《将軍》の手番中に建設することはできる。(手札は共通のため)

しかし、複数の建物カードを建設できる《建築家》の能力を、《将軍》の手番中に使用できるわけではない。

 

2人ゲーム時のキャラクター選択フェイズ(ルール変更点)

  • 親プレイヤーは、シャッフルしたキャラクターカードからランダムに1枚のカードを選びだし、内容を確認せずに伏せて山札の脇に捨てる。

  • 残った7枚のカードの中から、どれを選んだかわからないようにしつつ1枚を選んで手元に残し、残り6枚を相手に渡す。

  • 6枚を渡されたプレイヤーは選択フェイズにおいて、まずキャラクターを2枚を選び出します。

  • それら2枚を確認して、1枚を手元に残し、もう1枚のほうを伏せて捨てます

  • その後、残ったカードを相手にまるごと渡す。

  • こうした手順を、残りのカードがなくなるまで繰り返す。

 

3人ゲーム時のキャラクター選択フェイズ(ルール変更点)

  • 親プレイヤーは、シャッフルしたキャラクターカードからランダムに1枚のカードを選びだし、内容を確認せずに伏せて山札の脇に捨てる。

  • 残った7枚のカードの中から、相手にどれを選んだかわからないようにしつつ1枚を選んで手元に残す。

  • 残り6枚を左隣のプレイヤーに渡す。

  • 6枚受け取ったプレイヤーも同様に、1枚を選んで手元に残し、残りのキャラクター5枚をすべて左隣のプレイヤーに渡す。

  • 次のプレイヤーも同様の手順で1枚を選んで手元に残す。

  • こうして各プレイヤーが2枚のキャラクターカードを受け取るまで繰り返す。

  • そして最後に2枚目のキャラクターカードを受け取ったプレイヤーは、残った1枚を伏せて捨てます

 

2~3人ゲーム用ルール:終了条件

2~3人ゲームではゲーム終了条件が、誰かの保有する建物が8枚以上になったラウンドの終了時に変更とする。

 

選択ルール

『あやつり人形』初版では、ゲームの終了条件が、「誰かの保有する建物が8枚以上になったラウンドの終了時」でした。プレイヤー全員が同意するなら、そちらのルールで遊んでもかまいません。

(マニュアルより引用)

 

『あやつり人形』のあゆみ

本ゲームの原版である『あやつり人形』初版は、2000年に発売され、現代の偉大なカードゲームのひとつとして広く評価されました。

そして数年後には拡張セットの発売につながり、この15年ほどの間に、世界各国で25の言語に翻訳され、さまざまなサイズや形態で出版されてきました。


このクラシック版は、『あやつり人形』の魅力を手軽に楽しめるよう開発されました。
若干のルール改定とカードの調整はなされているものの、2000年発売の『あやつり人形』初版と本質的には同じものであり、キャラクターカードは8枚に絞られ、誰でもすぐに遊べる構成になっています。

 

日本ゲームに慣れ親しみ、『あやつり人形』のより深い楽しみに興味のある方は、『あやつり人形 新版』にもぜひチャレンジしてみてください。
そちらは、簡単には遊びつくせないほどバリエーションが豊富で、より本格的な『あやつり人形』の世界を味わうことができるでしょう。

(マニュアルから引用)

 

コメント

2~3人でもプレイできるけど、やっぱり4人以上で読み合いが楽しいゲーム。

お互い足の引っ張り合いで、なかなか建築物が建てられない。

手元にあるカードで、引きたいであろうキャラクターが読み合える。

お金を取られたくないから、暗殺者になる。

 

キャラクター選択フェイズごとに自分の今やりたいことを考えながら、相手の狙いをかいくぐっていく事が病みつきになります。

特殊能力がプレイヤー指定だったり、キャラクター指定だったりする絶妙なバランスが楽しめます。

 

 

 

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