豊田市ボードゲームファン

自分の所有するボードゲームのルール確認用でもあり、同時にボードゲームの面白さや魅力を発信することを目的としたブログです。

『ボブジテン』のインスト

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ゲームの概要

プレイ人数:3~8人
 対象年齢:10歳~
プレイ時間:30分
   作者:カズナ

 

どんなゲーム?

日本語大好きな外国人:ボブとなって、外来語を日本語だけで説明して当ててもらうゲームです。

例えば「ビール」だったら「大人専用の麦芽飲料」など。
「アルコール」や「ドリンク」などのカタカナ語は使用できません

バラエティー番組のクイズコーナーみたいなパーティーゲームです。

意外と語学力が必要なので、対象年齢は若干高めかな。
20歳以上でも「何それ?知らない」みたいな言葉もあったりします。
(以前プレイした20代後半の方が「キャバレー」知らなかった)

お題がわからなければ適当に山札に戻すなどして楽しくいきましょう。

 

設定・世界観

日本語大好きなボブが作る辞典…「ボブジテン」
 
ボブは辞典に載せるカタカナ語を、カタカナ語を使わないで説明します。
みんなはボブが何の説明をしているか答え、ボブジテンを完成させましょう!
(パッケージより引用)
『ストーリー』
日本語大好きな僕らの友人、ボブ。
彼は日本語を勉強する中で、多くの外来語が日本語には訳されず、カタカナ語として定着していることに気付いた。
日本語辞典で調べても、カタカナ語の説明にカタカナ語が使われている始末。
 
『だったらカタカナ語を日本語だけで説明する辞典を自分で作ろう!』
そんな考えから、ボブジテン作りは始まった。僕らは、そんな彼の試みに協力することにした。

ボブは辞典に載せるカタカナ語を、カタカナ語を一切使用せず説明していきます。みんなはボブが何の説明をしているのか考えて、答えましょう。うまくみんなに伝われば、無事にボブジテンに記載されていきます。
みんなでボブジテンを完成させましょう!
(マニュアルから引用)

 

 

ゲームの内容物

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お題カード…36枚

 

ゲームの目的、勝利条件

ボブとなったプレイヤーが説明しているお題を当てるとそのカードがもらえます。

当てたプレイヤーは次のボブを担当します。

山札のカードが最後の1枚が残った状態まで繰り返してゲーム終了。

終了時に最もカードを獲得しているプレイヤーの勝利です。

 

準備・セッティング

  1. お題カードすべてをよくシャッフルし、裏向きに山札を作る。
  2. ボブの大親友だと自負するプレイヤーからスタート。
    (ボブの大親友がいない場合は、適切な方法でスタートプレイヤーを決めてください)

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ゲームの流れ

  1. スタートプレイヤー(ボブ)はお題カードの山札の一番上のカードをめくり、他のプレイヤーにお題が見えないように手札として持つ。

  2. カードには6つのお題が書かれており、お題は山札の1番上にあるカードの数字により決まる。(上の画像の場合のお題は「スーツ」)

  3. ボブは一切のカタカナ語を使わずに、他プレイヤーに伝わるように説明する。

    『カタカナ語』とは
    ・外来語、またその略語
     (例)ゲーム、チョコレート、テレビ

    ・和製英語
     (例)サラリーマン、ペットボトル

    ・英語の音訳に漢字を当てはめたもの
     (例)珈琲、煙草

    ・カタカナで表記されるが日本語であるものは、カタカナ語としません。
     (例)メガネ、イス、スイカ
  4. 各プレイヤーは1度だけ回答のチャンスがある。
    どのタイミングでも先にお題を当てたプレイヤーが得点となる。

    1回で当てるのが難しい場合は、何度でも答えて良いことにするのも良いと思います。1回で当てられたことなんかあったかな…

  5. お題を出したプレイヤー(ボブ)は手札のカードを得点として手元に置いておく。
    お題を当てたプレイヤー(次のボブ)は山札の1番上のカードを得点にする。
    (次のお題カードでもある)
    得点したカードは各プレイヤーの前に置いておく。

  6. お題を当てたプレイヤーが次のお題を出す。
    以上の手順を繰り返す。

  7. お題カードの山札が1枚以下になった時(最後のカードは残った状態)のお題で解答を最後まで行うとゲーム終了。
 

もし、カタカナ語を使ってしまったら…

カタカナ語を使ってしまった事に気づいたら、周りのプレイヤーは指摘する。
指摘したプレイヤーはボブの手札のカードを得点にし、次のお題を出す番になる。
 

もし誰も正解を答えられなかったら…

そのお題カードは捨て札にして、同じプレイヤーが新しいカードをめくって再チャレンジします。

 

特殊カード 『トニーが来た』

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トニーはボブと同じく日本語を勉強中。
ボブジテン作りに加わります。

トニーもカタカナ語をうまく日本語に訳そうとしますが、実は日本語はまだボブほど得意では無く、単語を並べて説明するのが精一杯。

 

山札に『トニーが来た』カードが出てきたら、説明するプレイヤーは単語のみを並べて説明する。
「て・に・を・は」などの助詞は使えない。

例:お題「パンダ」の時に、『トニーが来た』カードが出た場合。

伝えて良いのは、「中国、白黒、熊」など

「中国"の"動物」など、"助詞"を使うことできません

助詞とは単語では具体的な意味を持たず、他の語に付属する言葉。

 

 ゲームの終了と勝利者

山札のカードが最後の1枚が残った状態まで繰り返してゲーム終了。

終了時に最もカードを獲得しているプレイヤーの勝利。

同点の場合はボブの故郷アメリカに近い方に住んでるプレイヤーの勝利。 

 

コメント

バラエティー番組のコーナーのようにわかりやすく盛り上がれるパーティーゲームです。ルールの説明も簡単。

プレイしていると何となく、カタコトの日本語で喋ってしまう。

全然わからなかった答えが、一つのヒントで一斉にわかるとスッキリできるゲームです。 

拡張版として「ボブジテンその2」「その3」、「ボブジテンぷらす」「その2プラス」、早口一気読みで説明する「なにわのボブジテン」、対象年齢を下げた「ボブジテンきっず」など、それぞれ単体で遊べる拡張版も多く出ています。

 

「ボブジテン」をカタカナ語を使わないで説明したら、どうなるかな…

 

 

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